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2007年9月30日(日)
南湖公園

 午前中,運動会の様子を見に行く。外国語学部の応援席に行くが1年生主体なので,よくわからない。3年生の韓国留学生A君がいたので話をする。3年生はほとんど郷里へ帰ったとのこと。留学生というと短期と長期の語学留学生が多い。長期と言っても1年である。そんな中,外国語学部の日本語科に留学している韓国人も少数いる。今の3年生のA君がそうである。林嵐教授によると,中国語と日本語と両方習得できるということで誘致しているそうだ。でもA君に言わせるとなかなか両立が困難で挫折していったらしい。
 途中昨日予選1位で通過したY君がやってきて3位だったとのこと。立派な成績である。4年生2人組がやってきて挨拶していったのをみてA君が日本人ですかと訊く。4年生だよと答えると,おしゃれですね,日本人かと思ったとのこと。たしかにそう思う。
 やがて昼食の時間になり,研究室に戻る。12時30分に待ち合わせがあるのでそれまで過ごす。
 12時30分に桂林路で会い,東方餃子王で食事。庶民的な店なので何時も満員である。2人で32元。食べ残さざるを得ないほどのボリューム。その後タクシーで南湖公園へ。満州国時代に風水の思想で溥儀の皇居の南方向に作られた人造湖である。公園全体が三角形なのも何か意味がありそう。今日は天気もよく散策日和。
 三角形の頂点の部分が入り口。入るとすぐに戦勝記念塔。同行のEさんの家族も関係があるらしい。松林が多いので,日本の感覚からすると海の近くにきたようだ。ちょっとした遊具もあり子供たちが遊んでいる。子供連れも多い。とにかく湖の全容を知るためにボートに乗る。いろんなタイプのボートがいくつもの乗り場から出ている。漕ぐのも疲れるので電動ボートを借りる。1時間60元だが100元預けて40元戻ってくるらしい。道路の下から水が滝のように流れる中を通って向こう側に行くのに挑戦。屋根はハードタイプだから大丈夫だろうと思っていたがかなり濡れた。ソフトタイプの船は見ていると相当濡れているらしかった。反対側でしばらく遊覧していると滝がやんだので今がチャンスと元の側に戻った。電動ボートは停止と前と後ろのレバーとハンドルがついただけの簡単なものだが簡単に運転できた。時間になり上陸。
 次は電動自動車二人乗りの小さなカート。歩く人より少し早いくらいなので時速6キロぐらいだろうか。アクセルとブレーキとハンドルのみ。公園を見て回るが1時間で全部回るのは不可能。こちらは30分30元なので1時間60元で保証金が200元なのはボートより持ち逃げのリスクが高いためだろう。しばらく夕方の風にあたっているといつの間にか先ほど濡れた服が乾いている。長春はやはりそうとう乾燥しているようだ。
 夕方は冷たい風が吹くようになってきた。桂林路まで歩き,Eさんとは別れて帰宅。 

2007年9月29日(土)
連休前の授業が全て終了

 木曜日の授業。1・2校時3年日語精読,3・4校時2年作文。連休前の授業が全て終了。昼食は南食堂で焼ビーフン。食後研究室に帰っていると,3年生2名と会う。13時から運動会がありますと言う。一人は学生課で運動会の実行委員。運動会というのは学生課が主体になって行うものらしい。教授たちはお客さん。少し時間があったので,再び南食堂に戻って,アイスを。
 学内の陸上競技場の外国語学部の応援席に行き,3年生のY君の100メートル予選を見る。第3組の1位である。さすがスポーツ万能というだけある。今日のは各種競技の予選が主のようだ。しばらくして研究室に帰る。読書して過ごす。
 17時過ぎに帰宅。少し飲む。

2007年9月28日(金)
添削

 国慶節の連休前。今週の土日は木金の授業。ということは明日は木曜の授業ということになる。木曜といえば2年生の作文がある日。昨日書かせた作文の添削を今日中にしないといけない。締め切りを昼休みにしているので,午後出勤。午前中に休んだおかげで風邪も少し咳が出るくらいになった。明日の日語精読の教材研究のあと,ひたすら添削。その前に以前提出させた作文を印刷室にお願いに行く。2年生は意欲的である。全員の提出させた作文を全員に印刷して配布して欲しいというのだ。こちらの大学のシステムは授業で印刷したプリント類は教員が台帳に記入してそれの代金をクラスに請求するというシステム。学生に金銭的負担が生じるため,ほんとうに必要なもの以外は印刷しないようにしているのだが,学生からこのように申し出てきたのは初めて。クラス全員で話し合って決めたとのこと。全員の分それぞれ40枚近くをコピーしようとしたが,それよりも私に印刷室で印刷してもらうほうが安くつくらしい。作文は個人的なことも書くので授業での取り扱いには配慮を要するのだが,クラスメートに見られて困るようなことは書かないとの共通認識ができたのだろうと思う。作文の論題も今のところ,過去のスピーチコンテストのテーマから選んでいるので,書きやすいとはいえる。
 19時前に終わり,帰宅。夕食前にタイミングよく吉林大学の研究所のH氏から夕食を誘われ,韓国料理店でカルビ焼肉。2次会は888ラーメンの居酒屋メニュー。中国産の日本酒の小瓶が50元。辛口でまあまあ。2人で170元ほど。たまにはこういうのもいい。

2007年9月27日(木)
教育実習・人文学院の謎が解けた

 昨日夜ゆっくり休んだせいか、風邪も回復したような気がする。1・2校時3年生の日語精読。3・4校時2年生の作文。昼食は内藤教授と図書館の定食。遅かったためかスープは付かず。図書館に行ったらついペプシコーラが欲しくなる。しばらく今日書かせた作文を眺める。
 12時50分,外国語学院前からマイクロバスで教授たちと4年生の実習先である人文学院キャンパスまで。
 途中キャンパス内の生命学部前で学生がなにやらたくさん集まって演技をしている。訊くと運動会の練習らしい。運動会は本部学生全員1万人は入らないので希望者のみ参加で,2年生中心に運営されるとのこと。
 また,実は今日初めて知ったのだが,人文学院キャンパスは浄月キャンパスの中ではなく,少し離れた別の場所にあるという。そこまで総勢5人送ってもらう。
 浄月キャンパスからも直接先生方が見えられ,各3人の実習生の授業を3人ずつ別れて参観。今日の実習生3人を含めここで12人教育実習中だそうだ。全てついこの間まで私が教えていた学生である。

 私が見学したのはSさんの授業。学生は人文学院の1年生。今日までの授業で2週間に週6コマの時間だから2×2×6で24時間ほど授業を受けたことになる。人文学院は軍事訓練は2週間で終わり授業に入って2週間経つそうだ。
 本部では今週から1年生の授業開始でまだ4日目である。先週金曜日まで人民兵の迷彩服を着た士官や緑色の兵服を着た新入生の姿をキャンパスのあちこちで見かけたが,今週になってからほとんど見かけない。

 さてSさんの授業。何時の間にうまくなったのかと思うくらい発音やアクセントもすばらしくなっている。授業後の合評会では,概ねよかったと褒め,細部での気づきを少し述べた。日本語を学んでいる学生は年々増えており1年生は5クラスになったそうだ。4学年全体で550名というから本部の120名に比べ段違いに多い。いろいろ訊いてみると,3年前に東北師範大学に編入され,それまでは人文学院という単科大学だったそうだ。しかし設立時は東北師範大学の外国語専門学校だったそうでその後独立。人文学院として内部に芸術学部などいくつかの学部があるという。
 ここでまとめると,東北師範大学で日本語を学んだ学生は,本部1クラス、浄月キャンパス1クラス,人文学院5クラスということになる。入学試験も本部>浄月>人文学院の順で格差がある。でも卒業証書には区別がないので,K君が以前嘆いていた理由がやっとわかった。彼が入学試験受験時には別の大学として受験したのである。これはブランド力がついた大学名が欲しい大学と就職が好調で人材不足に悩む大学間の妥協の産物なのだろう。しかしそうはいっても入試の点数が高いので本部の学生はプライドを持っているといえる。その分しっかり勉強もする。合評会後,人文学院のホン教授の部屋にご挨拶に行く。記念撮影。
 人文学院から少し歩き,浄月キャンパスの学内連絡バス乗り場まで。実は私はこのバスに乗るのは初めてなのである。行くときはいつも本部の学生と一緒だし,こちらでは授業もないからである。いつもは16時20分発らしいが,30分に出発。途中停車しない分18分で着いた。
 内藤教授が夕食をしていくと言われるので私もお供を。北食堂で新しくできた店で角煮丼7元。北食堂で今まで私が食べた最も高価な料理。マイルドな味付けでまあまあ。
 天気もよく,今日は歩いて帰った。
 インターネット,プロの串を駆使してなんとか自分のHPを見ることに成功したが,アップロードできず。とりあえず今日の日記を書く。

 いつの間にか167000アクセス突破。アクセス解析がうまく機能していないようだこれが原因か。

2007年9月26日(水)
中秋節の贈答品

 朝,起きて通勤。雨。タクシーを拾い,大学正門まで。5元。根性なしである。1・2校時3年生の授業。授業終了後,大学本部の国際交流科を訪ねる。昨日の中秋節のお祝いに月餅(大4個)とくだもの(葡萄と小さい梨数個)の詰め合わせのプレゼント。昨日の携帯に着信履歴があったのを今日気づいたので行ってみて初めて判明。「Happy Mid Autumn Day!」と書かれた橙色の紙も一緒に入っていた。この日には家族揃って月餅を食べるのが中国の風習。互いに贈り合う風習があり,「月餅の食べ過ぎに注意」と言われるほど。贈り物は豪華に高価にというのが相手を尊重することにもなるので,200元ぐらいのものもけっこう売れるそうだ。200元というと円計算では約3200円ぐらいだが,生活感覚では2〜3万円くらいの感じになる。超高級贈答品になることがわかる。また月餅は完全に季節商品で2・3週間前から町中至る所で売られている。スーパーの中も外の路上でもである。教授たちの話によると,中秋節の午後あたりから投げ売りで安くなるので買いに行こうと思っていたのだが昨日は行く元気がなかった。葡萄と小さな梨も長白山で全く同じ組み合わせでプレゼントされたので,何かこの時期特有の意味があるのかもしれない。
 しかしR教授に10日以上前にもらったお菓子詰め合わせと月餅6個,長白山での葡萄と梨を朝食として少しずつ食べ終えたのにまた貰ってしまった。ありがたいことである。
 午後,明日の作文の添削。日語精読の教材研究。
 17時過ぎの帰宅時,まだ小雨。傘をさして帰る。K先生から明日の午後,4年生の教育実習の授業見学に行きませんかとの誘いを受け行くことになった。

2007年9月25日(火)
風邪

 昨日夜遅くまでコンサートで,そのせいか本格的な風邪に。鼻水と咳。4年生の授業もないので,宿舎から一歩も出ず,1日過ごす。
 原稿整理など。
 インターネットの自分のHPだけ接続できない。とうとう中国の当局からブロックされたのか。18日の書き方が悪かったのかと思い,少し穏便な表現に改める。
 でも,FFFTPソフトでHPのアップロードができない。レンタルサーバーの会社に問い合わせるが,特にサーバーには異常がないそうだ。何日か待ってみるつもり。

2007年9月24日(月)
運動会・コンサート

 3・4校時3年生の授業。先週土曜日に行われた吉林省の日本語スピーチコンテストは,本学からの2名の選手は2等賞と3等賞だったそうだ。優勝は吉林大学。事前に送付したカセットテープで予備審査が行われ,当日出場は10名のみ。2等賞の学生に言わせれば,優勝者の日本語の発音がひどくて,どんなにいい内容でも聞く気がしなかったとのこと。吉林大学のレベルはこの程度かと思っていたのに,優勝したのは納得できないとも。審査委員長は吉林大学の先生だったそうだ。
 食事に北食堂に行くと,見慣れぬジャージ姿が大勢いる。今日は付属高校の運動会だそうだ。高校には広い運動場がないため,大学にきて開催するとのこと。おかげで大混雑だった。
 昼休み,学部対抗のバレーボール大会。食後バレーボール場に通りかかると,外国学部が環境学部との試合の最中。しばし応援。「加油(チャアユウ):がんばれ」の声援が飛ぶ。外国語学部が勝ったのを見届けてから研究室に帰った。
 その前に久しぶりにアイスを図書館売店で購入。売店の人にすっかり顔を覚えられた。
 午後,作文の添削。
 17時30分に正門前で教授たちと待ち合わせ。日本週間の最後の夜はソプラノ歌手「松井菜穂子」コンサートなのである。日本語教師には招待状があった。なんと入場者にはパンフレットとCDが1枚ついてきた。18時開幕で19時過ぎまで。帰る頃には夜風がずいぶん冷たくなっていた。ここ何日かで急に冷え込んできたようだ。

 ここしばらく,通勤時7時40分ぐらいに外国語学院前で太極拳の練習をしている一団があって,その中に見知った顔もあったので,3年生の学生に訊くと,2年生が運動会の出し物を練習しているのだという。今週の日曜日にあるらしい。

2007年9月23日(日)
長白山旅行3日目

 6時30分起床,7時朝食、7時40分出発。10時過ぎには敦化市に到着。ずいぶん早いが昼食を来たときと同じホテルで。昼食が取れるような施設が途中にはないため,やむを得ない処置。11時30分ぐらいに出発。途中3箇所ぐらい休憩。17時30分長春の大学前の東師会館到着。アフリカ教育使節団の宿泊ホテルである。夕食を内藤教授と東師会館の3F「プチ北國」で済ませ,食後別れた。19時前宿舎着。
 明日は日本週間の行事で夕方コンサート鑑賞。

2007年9月22日(土)
長白山旅行2日目

 6時30分起床,7時朝食,8時出発。8時30分駐車場着。山門まで歩く。ここで入場券100元と専用バス代チケット68元を購入し入山。バス到着点から山上へはさらに四輪駆動車チケット80元を購入。四輪駆動車はみたところ三菱のパジェロのようだった。1台に6人ずつ乗って岩肌の道を登っていく。パジェロがずらっとならんだ所に到着すると,ここからが登山である。40年ほど前に登った富士山を思い出す。それを思うと富士山の9合目から山頂をめざすような軽い登山。天候もよく,雲一つない快晴。これも日頃の行いがよいせいだろうと勝手に思いこむ。某国家主席は3回来て3回とも見ることができなかったという。天池は鮮やかな青。高所恐怖症の私は柵を越えないようにしていたが,写真を撮るときだけ一瞬,越えた。満州族と朝鮮族の聖地といわれるだけあって,厳かな雰囲気。風は冷たかったけれど,雪は降っていなかったので,ダウンジャケットは不要だったかもしれない。いくつもの峰からさまざまな角度の写真を撮った。
 再びパジェロで,パジェロ基地まで。そこからバスで長白山瀑布まで。ここが入り口から延々山歩き。すっかり疲れたところで滝。ここでアフリカの方々と記念写真。順路が一方通行なので帰りは近道。その分階段が急。帰路には温泉が湧き出ている場所もあって温泉卵もしっかり売っていた。
 そこからマイクロバスで昼食会場まで。バイキング料理。
 食後,そこから歩いて小天池という池を見に行く。再びやってきたバスに乗り地下森林入り口へ。山門から上のバスは何回でも乗り降り自由のシステムになっているようだ。
 ここがまたとんでもなく歩く。すれ違う人がいるので,ここをまた登ってくるのかと思うと憂鬱。陥没した谷底が森林になっているというもの。再びなんとか元の場所まで帰った。疲れた。ここだけで1時間ぐらい上り下りをしたことになる。
 山門を過ぎ,駐車場のバスが出発したのが15時30分。7時間も経っていた。合計2時間は歩いたように思う。ずいぶんな運動量。16時過ぎにホテル着。19時夕食という。おやつに葡萄と小さい梨のプレゼントがあった。夕食の時間まで寝る。
 19時,夕食をゆっくりみんなで食べ,ビールを飲んで,気持ちよく休む。ホテルの部屋にマッサージの案内。中医按摩60分100元を頼む。ホテルの手数料10元で計110元。足と五十肩の部分を念入りにやってくれたので,なんだか今日の足の疲れも取れたようだ。
 ところで,この旅行は1泊2日で土曜日の17時には長春に帰るときいていたのだが,なんと2泊3日というのが今朝,ガイドの説明で判明。事前の日程表もメイヨウ(没有;ない)だし,これが中国流なのだろう。

2007年9月21日(金)
長白山旅行1日目

 7時20分大学本部管理棟前集合とのことで,防寒用ダウンジャケットもかさばるので,タクシーで。結局参加は,私と内藤教授,イギリス人とロシア人の外教の4人と国際交流センターのSさんともう一人。東師会館まで歩いていく。そこへ大型バス1台と旅行会社のガイド1名,アフリカの教育使節団11名が登場。結局,アフリカの教育団一行の旅行に我々も招待されたというわけである。運転手を含めて19名のツアー。40人以上の定員なので,1人2座席のゆったりしたスペース。旅行社のガイドさんがテンションの高い英語でよどみない説明。おかげでチャンバイマウンテン(長白山)がすっかり耳についた。途中,敦化市のホテルで昼食。バスの乗り降りに道行く人がこちらを見ているのがわかる。黒人は珍しいのだろう。16時30分,長白山まで30分というホテル「天池大厦」に到着。18時夕食。
 すっかりビールを飲み過ぎて寝る。風邪気味。

2007年9月20日(木)
日本週間

 1・2校時3年生の日語精読,3・4校時2年生の作文。合間の9時30分からの30分間にコーヒータイム。昼食は同室の内藤教授と。午後作文の添削を少々。スピーチコンテストの出場者K君が即席スピーチの予想論題7つの作文を書いてきたのを添削。25ぐらいの論題をグループ化して7つに集約。
 今日から吉林省の日本週間開始。今年は中日友好35年も兼ねたもの。いろんなイベントが行われる。夕方,スーツに着替えに一旦宿舎に帰る。17時30分に外国語学院前で待ち合わせ。省主催の晩餐会。沈陽の領事館からも参加。本校からは学生7名,私を含めた日本人教師4名,これには集中講義で訪問中の教授も含まれる。中国人教授3名の14名。立食のパーティ。けっこう何人もの中国の方から領事館の方ですかと話しかけられた。
 明日から長白山への旅行だ。

2007年9月19日(水)
旅行準備

 朝,出勤するとき雨。珍しいことだ。タクシーで。1・2校時3年生の日語精読。その後教材研究。昼食は北食堂。食後研究室でコーヒー。
 17時過ぎに帰宅していると,途中で教え子によく出会う。一旦宿舎に帰り,恒客隆スーパーに買い出し。明後日からの旅行用のスニーカー。吉林省産の秋田小町5キロ33.8元。

2007年9月18日(火)
毋忘国恥

 今日は中国にとって特別な日。長春在住の日本人の方からメールをもらう。午前中のサイレンを聞きましたかというもの。あいにく私の宿舎では聞こえなかった。
 9・18は日本の中国侵略開始の日として記憶されている。日本からの光復を建国の基礎に置く現在の中国にとって始まりの日でもある。
 今日のタイトルは「国の恥を忘るるなかれ」と題した当地の書籍の題名である。副題に「以偽満洲国郵票看日本侵華罪行」とあるが,要するに満洲切手・ステーショナリー型録である。アート紙オールカラー210ページのボリューム溢れる本。もちろん満洲切手を断罪する内容。

 午後,バスで重慶路に行き,和平大世界でビデオカメラのバッテリーをさがす。スピーチコンテスト当日旅行中で,学生にビデオカメラを預けて録画してもらうため。以前はコンセントから電源を取って撮影したが今回は取れないことも考え,予備のバッテリーを購入して安心しようというもの。事前にヤフオクで香港・中国製の相場を調べて行ったので強気で商談。FM50というバッテリーだが,互換品は1500円程度。最初の店で230元を提示され120元と私。相手は180元といきなり50元のディスカウント。150元あたりで手を打つつもりが意外にガードが固く決裂。
 1軒FM50そのものを置いてある店があり,価格交渉。最初240元を提示,もう1個あるので180元×2で360元でどう?と電卓に入力。二つで420元と相手。横を見ると,バッテリーチャージャーがある。値段を訊くと120元とのこと。そこでまとめて500元と提示。相手の目が輝いたのを見逃さなかった。結局500元で押し切り,購入。
 パソコン類の部品が3階,4階は古玩城。切手屋の店頭をのぞく。5階のDVD・CD屋でパソコンソフト。研究室のパソコがウイルスに感染したらしく,インターネットセキュリティとオフィスの軟件(ソフト)を購入する必要があったのだ。もちろん中国語版である。学生のメモリーカードから感染したらしい。私のVAIOはインターネットセキュリティでガードされているので,一度学生のメモリーカードのウイルスを駆除してやったこともある。
 帰りに日式レストランで野菜カレーラーメン,19元。
 
 帰宅後,ソニーのサイトで純正品の価格を調べたらFM50が7500円の希望小売価格(実売5〜6000円ヤフオク調査),チャージャーVM50が8000円の希望小売価格なので3点7〜8000円というのはいい買い物。互換品を探しに行ったのにメーカー純正があるとは思いもよらなかった。

2007年9月17日(月)
最短5日間

 3・4授業の日だが,7時50分に研究室入り。教材研究。2校時終了の9時30分過ぎ2年生の学生が作文を持ってきた。4校時終了後2名ほど質問。その間にクラスの学生はその質問の学生以外いなくなってしまった。早く食堂に行くのだそうだ。学年・クラスによってずいぶんと違っているという印象。
 北食堂2階の冷麺を食べていると,2・3年生が私を見つけて挨拶してくれる。食堂1階半地下の超市(スーパーマーケット)でスプーンや砂糖,食器洗い用のスポンジ等を購入。
 研究室に帰り,コーヒーメーカーに電気と水を入れ,洗浄。以前汲んでおいたミネラルウォーターで。ミルを出してコーヒー豆の缶を開け,人力で豆を挽く。コーヒーメーカー添付の三角スプーン4杯分でちょうどミルの箱一杯。3人分の線までミネラルウォーターを注ぎ,待つこと暫し,香りが立ち上がる。ネスカフェのコーヒーメイトと蜂蜜で。砂糖は入れなくても蜂蜜だけで十分。コーヒータイム。コーラとアイスを食べなくてもよくなった分,健康にはいいことだろう。
 午後,教材研究。到着した郵便はスタンプシバタと島原新聞4通。7日11日12日13日付け。もっとも13日付は12日の夕方便の消印。それにしても同時配達の最短5日,最長11日。このばらつきは何なのだろうか。配達をさぼっているのだろうか。日本から中国へは早く着いても中国に着いてからが問題のようだ。
 先週の金曜日。『月刊国語教育』7月号が到着。SEAMAL表示の船便だから仕方ないなと思っていてふと目の前の机上を見ると同誌の8月号が既に他の本と一緒に並んでいる。送られてきた封筒を見ると消印はNAGANONISHIとは読めるが月日は不鮮明。裏に長春の到着印あり,2007年7月22日が鮮明に押してある。7月号だから6月末の差し出しで1ヶ月かかったとしても全く矛盾がない。しかし問題はそれからさらに2ヶ月ほど経過してから配達されたということ。以前郵便局に学生と行ったとき「早い航空便にしますか」と訊かれ,早い航空便とは特別配達便かと思っていたら実は書留だったというのは,書留は証拠が残るから早く配達するのだと思い当たった次第。しかしけっこう到着印が押されて到着する。新聞帯紙にまで押されたものも多い。きまぐれなのだろうか。
 17時過ぎに研究室を出て,林業賓館へ。日本語科の職員歓迎会である。集中講座中の桜美林大学名誉教授とK教授,博士課程の研究員の方,計3名も出席。21時前宿舎着。
 スチームの工事が始まったようで,部屋が埃っぽい。明日もあるのだろうか。
 
 先週火曜日に送った航空書留,追跡すると城南局には到着したようなので明日配達。長崎へはまだ。成田から長崎への途中のようだ。
 さてどんな現状で到着するのだろうか。小型シートが破れてなければいいのだが。

2007年9月16日(日)
日本語教師会

 9時30分から長春日本語教師勉強会の開催。私の宿舎の本館6F会議室で。約20名の参加。新しい方が多く見えられたので,まず自己紹介。実践報告1本。12時になり,1Fレストランで昼食会。新しい方とお話しできた。ビールを飲んだので,宿舎で横になっているとK君から電話。スピーチコンテストの指導のこと。夕方食事でも如何ですかとのこと。自室に17時30分。お土産に西瓜とキムチ。
 近くの珈哩工房で夕食のあと,自室に戻り読み方の指導。K君は4年生なので浄月キャンパスの人文学院で教育実習中でとにかく時間がないのだそうだ。先週録音その他で抜け出してきて担当教員から叱られたそうで,どんな理由があっても抜け出てはいけない旨,指導を受けたそうだ。
 私もできるだけ指導をしていきたいと思う。西瓜タイムを挟んで21時近くまで読み合わせ。

2007年9月15日(土)
DVD・スカイプ

 教材研究と称してのDVD。映画数本。夕方弟が自宅へ来ているというので,「いつでもTVforSkypeU」のセットアップをしてもらうが,結局できず。また後日ということになった。
 軽く飲む。

2007年9月14日(金)
コーヒーメーカー

 2校時終了の9時30分に約束していたので研究室に行く。3年生のクラスの学生が二人で昨日提出できなかった学生の作文を持ってきた。3年生のO君は書き直しがまだなので,月曜日にしてほしいとのこと。途中昼食をはさんで,作文の添削。三十数枚見るのに夕方までかかった。
 17時30分一旦宿舎に帰り,夕食を珈哩工房で。その後懸案のコーヒーメーカーを買いに紅旗街(ホンチジ)へバスで。欧亜デパートで物色するが,フィリップスやブラウン等の欧米のメーカー品のみ。しかも工事中で落ち着かない。外へ出て斜め横の時代デパート,ここも1階は工事中。ここに中国製のコーヒーメーカーがあった。198元。バスで帰り荷物を置いて,コーヒー豆を買いに恒客隆スーパーマーケットへ。1階に売り場があるが,豆を挽いた状態では売ってないので,コーヒーミルも買わないといけない。コーヒーミル150元,モカ48元。中国でうまいコーヒーを飲もうと思ったら苦労する。コーヒーメイトと蜂蜜等も購入。

2007年9月13日(木)
週末

 研究室には内藤教授が先に見えられていた。1・2校時3年生精読,3・4校時2年生作文の授業。
 なんと2年生のクラス全員から教師デーの贈り物。座布団。月曜日授業がないので今日とのこと。昼食は北食堂。
 午後,国際交流センターのLさんから電話。秋の旅行の件。来週金曜日から1泊2日で長白山に行くとのこと。それと教師デーの大学からの贈り物があるので来てほしいとのことで,受取に行く。大きめのタオルケット。内藤教授の分と二つ受け取り研究室に帰る。
 その後作文の添削。少しし始めたところで,3年生のO君来室。スピーチコンテストの添削指導。けっこう書き直しが多く,明日また持ってくるように指導。

 早めに帰宅。明日は授業がないので,今日が週末。でも明日もスピーチコンテストの指導のため出勤。
 一旦帰宅後,昨年視聴覚の授業を担当されたC先生からDVDの品揃えの豊富な店を紹介されたので,早速行く。購入後888ラーメンで夕食。

2007年9月12日(水)
1番違い

 1・2校時3年生の日語精読。終了後明日の授業の準備。内藤教授が見えられる。11時小包の到着票。県教委からの新聞の小包。
 昼食は途中で新任のK先生と南食堂に行く途中で会い,一緒に。2年生のSさんとその友人とも会い,Sさんお勧めのワンタンを。食後のアイスとペプシコーラ。
 午後,頼まれたDVDの制作。17時に間に合うように桂林郵便局に行き,小包を受け取る。
 一旦帰宅後,桂林路から61系バスに乗り,天倫へ。こちらに来てからずっと懸案だったのだ。爪も伸びているし。18時30分入店。人が少なくアカスリ,サウナ、マッサージと順調にいき,店を出たのが21時。今までの最短記録。なんとバスがまだある。ちょうど来た361系バス。これもいくはずと思って乗るが,どうも道が違うような気がする。61系も361系も桂林路を通るはずと思っていたが,そうか循環して遠回りでいくんだろうといいように解釈。40分乗ったところで終点。バスの墓場みたいな人気のないところで全員降りる。このバスが最終バス。
 狭い長春のこと,タクシーで走ってもたいしたことがないはず,「クイリンルー(桂林路)」と声を発して,出発。結局20元で到着。ちょっとした夜の市内観光だった。桂林路のバス停で確認するとここを通るのは61系と362系だった。1番違い。またひとつ賢くなった。富士亭で牛丼とビール。22時30分帰宅。

2007年9月11日(火)
名誉教授

 授業がない日。ベッドメイキングに来た服務員に切れた電球3個とトイレの水の不調を訴えたところ,すぐに対応してくれた。トイレは専門家がやって来て,以前のように勢いよく水が出るようになった。この立ち会いで外出できず。冬に備えて,スチームの取り替えをするので,スチームの前の物を片づけるようにとのチラシを貰う。
 午後から研究室に行く。初めて同室になる内藤教授にお会いする。来年1月まで,請われて本学で教鞭を取っていただけることになった。某国立大学の名誉教授の肩書きをお持ちの碩学。学部長・副学長を歴任されたそうだ。

 大学内の郵便局で『長崎郵趣』を3箇所に発送。航空書留で長崎34元,福岡21元,広島24元。小型シートを貼り残りを普通切手で。初めて6元切手を手にした。これは広島宛に使用。5元切手在庫なく2元2枚と1元1枚の貼り合わせは福岡宛。
 長崎は例会会場の北局に直接宛てた。うまく届くといいのだが。念のため返送先は田川さん宛明記。

 『全日本郵趣」到着。見事な貼り合わせに鮮明欧文ローラ。差出人のセンスの良さを感じる。『日フィラ』到着。

2007年9月10日(月)
教師デー

 3・4校時の授業の前にK君が4年生からの気持ちですといって,小鉢のサボテンにメッセージとイラストを添えて研究室に持ってきた。教師節といって教師に感謝する日だそうだ。
 3校時の授業のときにも,3年生から感謝の気持ちを全員から言ってもらった。

 『長崎郵趣』の発送,今日できなかった。明日。
 
 夕方,某研究所のH氏と食事をしそのあと軽く飲みに行く。

2007年9月9日(日)
原稿書き

 スタンペックスの原稿,まだ間に合うか不明だが,書いて一応メールで添付して送る。
 長崎郵趣の作成・印刷の準備。まだまだ書かなければならない原稿,何本か。

2007年9月8日(土)
歓歌吉林

 DVD全11話の一気観。夕方,K教授からのお誘い。吉林省の歌舞団のチケットが手に入ったから見に行きませんかというもの。結局,私とK教授,早稲田の日下教授の三人で。7時開演で,あっという間に過ぎた1時間40分だった。最後は中国でも紅白歌合戦のようなものがあり,それにも出ることがあるという歓歌吉林というグループ。吉林省のグループだそうだ。中国の伝統と西洋のバレエの動きの融合したステージ。
 途中K教授と私がTVの取材を受ける。明日のTVでインタビューがでるかも。日下教授は明日早朝の成田直行便で帰国とのこと。

2007年9月7日(金)
心遣い

 学部事務室から郵便が届いているという電話。それと給料日。国際交流センターに行く。K教授から授業時間が増えたので給料を増やしてほしいという申し出があったということで8月分よりも9月分が少し昇給になっていた。日本円にするとさほどでもないが,中国での価値は大きい。それになにより授業増での心遣いをいただいたことの方が嬉しい。日本人教師が新学期からそれまでの4名から3名に減になったのを全員で少しずつ授業時間数増で乗り切っているのである。
 郵便は,重たい本を送ったもの。型録やさしあたって使わない書籍類。しかし中国に着くときはどうしてこんなにも外側がぼろぼろになるのだろう。型録も角が傷んで届いた。
 昼食は北食堂で。昨日Sさんが食べていた冷麺がおいしそうだったのでそれを。大の5元は量が多い。Sさんのは4元の小の方だったのかと思った。アイスを北食堂内で食べ,コーラは研究室に持ち帰る。午後,資料整理と教材研究。4年生が教育実習のため,今日も授業はなかったのである。
 そういえば昨日K君は,教育実習先の浄月キャンパスの人文学院から事情を話して抜け出てきたそうである。4年生は故郷であるいは人文学院でそれぞれ教育実習の最中。
 夕食はさんぱちラーメンのとんこつ醤油ラーメンに餃子。

2007年9月6日(木)
2年生作文

 1・2校時,3年生の日語精読。3・4校時,2年生の作文の授業。2年生は初めてで,日本語の作文自体初めてとのこと。29名に聴講生6名で計35名である。
 最初に折句で自己紹介という遊び。氏名の読み方の確認と,その後は自己紹介の作文。
   いつまでも変わらぬ
   ともだち 中国と日本
   うみ(海)を越えて来ました。
   すてき(素敵)な
   みんなと過ごす
   ひび(日々)
   であい(出会い)を大切にしたい。
 というのを私の例で板書して説明すると,一斉に拍手。感受性が豊かな2年生である。
 授業後2年生のSさんと北食堂で食事。韓式オムライスがおいしそうだったので注文すると,ケチャップと思ったものがコチジャン,辛い。食後は例によって414号室でアイスとコーラと読書。
 午後,新聞の整理をしていると,K君が来てスピーチコンテストの読み方指導。その後6階のスタジオでカセットテープに録音。今回のスピーチはカセットで送ったので予備審査を行い,10名に絞るそうだ。本選は10名のみ。3年生のO君も来ていたが,言い回しが不自然なので,誰かに指導して貰ったのかと聞くと,誰の指導も受けていないという。その場で添削したが,スタジオの利用時間があり再録音はできなかった。K君も万全とは言えず,再録音したかったが時間切れ。両者共,10名に残るのを祈るのみ。

2007年9月5日(水)
特別講演

 1・2校時3年生の日語精読。3・4校時は4年生の授業なのでまだない。K君が院生の特別講義を聴きにいきましょうという。10時からとのことだったが,11時20分に開始。信州大学人文学部長渡辺教授の特別講義。学問の心構えといった内容。12時過ぎになっても終わらないのでやきもき。12時にY君と研究室で待ち合わせて浄月キャンパスでの特別講義を聴きにいく約束をしていたのである。
 なんとか終了後Y君と会い,急いで北食堂で食事。
 昨日と同じように160系バスで浄月キャンパスに行き13時過ぎに講義の教室に入った。13時30分から渡辺教授の特別講義「東アジアのなかの和歌(やまとうた)」。15時まで。15時30分から早稲田大学の日下教授の特別講義「平家物語は叙事詩か」という内容。教授のベネチア滞在をふまえ,ギリシャ叙事詩『イリアス』,イタリア叙事詩『アエネーイス』,フランス叙事詩『ロランの歌』,ロシア叙事詩『イーゴリ遠征物語』,ドイツ叙事詩『ニーベルンゲンの歌』とわが『平家物語』を比較検討したもの。
 17時過ぎに終了し,外国語学部長の林嵐教授から懇親会のお誘いがあったので,いっしょにタクシーで大学まで帰り,18時30分から,早稲田大学の呉教授,本学の桂教授を交え,計6名で懇親会を兼ねた食事会。林業会館で。ここは国家営林局の直営レストランで毎日,山から山菜などの食材を運んでいるそうだ。食事の合間にも,早稲田大学の教授お二人と信州大,本学教授お二人からなかなか貴重な文学のお話を伺うことができた。
 呉教授と渡辺教授は明日帰られるそうだが,日下教授は院生の特別集中講座があるのでもうしばらくいらっしゃるとのこと。

2007年9月4日(火)
講演会

 4年生の授業開始が10月からなので,今日は授業がない日。北食堂で食事後,研究室で授業の準備。
 14時にY君がやってきて浄月キャンパスでの特別講義を聴きにいく。160系バスで浄月校に着いたのが15時。しばらく外国語学院の日本語研究室に行く。Lさんがおられた。
 15時30分から特別講義。国際交流センターの安所長から紹介があった。桜美林大学の北東アジア研究所長の川西教授。中国と日本の企業経営について。途中社団法人環境科学会理事・ワールドウォッチ研究所日本副代表の村田氏から「日中環境技術の現状と展望〜エコ・エコノミー;地球環境主義の時代〜」の演題で環境問題の話をされた。最後に所員の佐々木氏から日本企業の事例としてヤオハンの事例発表があった。17時過ぎまで。安所長から私に一言話をしてくれと言われ,総括とお礼を述べた。
 160系のバスでY君と学校に戻り,Y君と別れた後,K君と南食堂で食事。その後,スピーチコンテストの原稿の指導。K君は外国語学部の教室に戻り,21時30分まで手直しをするという。20時前に宿舎に帰る。

2007年9月3日(月)
新学期

 今日から新学年・新学期。ただし4年生だけは10月から。9月は教育実習期間なのだ。1・2校時は外国語学院事務室や国際交流センターのLさん,教授の所に挨拶に行く。事務室で新クラスの名簿を入手。
 3・4校時,新しい3年生の最初の授業。自己紹介から始め,少しだけテキストに入る。
 昼食はY君と。明後日から浄月キャンパスの人文学院で教育実習だそうだ。
 食後414号でコーラとアイスで読書。午後机の整理。日本から国立大退官の教授が見えられるということで部屋が共有になるので机を一つ空けるように言われたのである。
 県教育委員会から長崎新聞の7月分の小包の受け取りにパスポートを持って桂林郵便局に。2週間の保管料21元徴収された。

2007年9月2日(土)
新学期準備2

 午前中研究室に行き, K君のスピーチコンテストの原稿の指導。
 北食堂に日本食の店が入っていた。昨日はカレー,今日は牛丼もどき。けっこう繁盛している。「櫻花軒」というが,「さくらげん」という表記は「さくらけん」ではなかろうか。
 午後スーパーで買い物。食料品を調達。
 夕食後,某研究所勤務のH氏からのお誘いあり。軽く飲みに行く。

2007年9月1日(土)
新学期準備

 時差のせいか,夜明けが早いのか7時に目覚める。荷物の整理。
 夕方2本の電話で大学の研究室に出る。新任のK先生と話。学生のK君と会う。スピーチコンテストの指導の件。また明日会うことに。
 研究室に新しい時間割。急に8月末に変更になったもの。2時間授業が増え,3学年にまたがることになった。教員の急な人事が原因。

  2007年9月


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